眼保体操

患者さんの話を伺っていると

目の疲れている患者さんが非常に多いのです。

特に、肩こりの患者さんは

必ず、目が疲れているといっていいほどです。


鍼灸治療で目の疲れの人は

肩こりを治したり 肝臓の経絡を流したりして

目が楽にはなるのですが

ある程度の対症療法をご紹介します。


今日紹介させていただく眼保体操は

今でも中国で、小学校から高校まで

授業の合間に行われているそうです。

その為に中国では眼鏡をかけている子供は

日本と比べ非常に少ないといわれています。


目がよく疲れると言う方は

是非試してみてください。

眼保体操の方法

① 睛明(せいめい)を人さし指で

  上下に30回もみます。


「睛明」は目がしらの少し内側です。


② 人さし指と中指でまぶたの上から

  眼球を軽く30回マッサージします。

  あくまでも「軽く」です。

 ※コンタクトレンズをつけている場合は

   絶対にやらないでください。


③ 太陽に親指をあてたまま、

   曲げた人さし指の関節で眼窩の上と下をそれぞれ内側から外側へ

   円を描くようにマッサージします。


「太陽」は眉尻と目尻の中間点から3cm外側です。

眼窩は眼球の入っている骨のくぼみです。


④ 四白(しはく)を人さし指で上下にマッサージします。


「四白」は眼窩の下3cmにある小さいくぼみです。


【参考文献】:『東洋医学見聞録(下)』西田皓一著


継続は力です。毎日、眼保体操をして効果を出してください。

少なくともこのような運動は3ヶ月は続けてください。


眼保体操だけでもかなり違いますが

肩こりや肝臓の異常は是非、はりきゅうの喜らくで治してください。


 

 10 今日の       

朝一番の向日葵

・・・

日の出前の向日葵は

太陽がどこにあるか・・「わかりましぇ~ん。」

それぞれ好き勝手に向いています。
  





7月14日 今朝の向日葵 

はて さて  どっちを向けばいいのやら?
  


Posted by きらくなパパ. at 2009年07月14日09:21