ホットパックの使い方① 肝腎要を温める。

先回、紹介しましたホットパックを

喜らくでは、あずきチャンとよんでいます。

あずきチャンの出番は夏は少なかったのですが

それでも冷え症の方には大変喜ばれています。



face02『家族に あずきチャンをしたら そのまま眠ってしまった。』とか

face05『就寝前に 介護している愛妻の足に あずきチャンをしたら

翌朝、動きがよかった。』とか

大変うれしいお話を お聞きします。


今回から 暫く このような症状の時に どこを温めたらよいのかを

少しづつ 書いていきたいと思います。


◆ まずは基本形---あずきチャンで肝腎要を温める。 ◆


肝臓と 腎臓はカラダにとって 要となる臓器です。

疲れている時や 病気の時には

あずきちゃんで 肝臓と 腎臓を温めます。




① 脾臓は 冷たいタオルや里芋シップなどで 冷やしておきます。

② 肝臓(右わき腹)を 20分間温めます。

  温めた後に 冷たいタオルでサッとふき取ります。

③ 腎臓(腰の上部)を 20分間温めます。

  温めた後に 冷たいタオルでサッとふき取ります。


注意

※この手当をする前後は 排尿してから行って下さい。

※満腹時を さけ空腹時に行って下さい。

※日に 1~3回 行って下さい。

※体力がない方は やりすぎると疲れますので 回数や時間を調節して下さい。




東城百合子先生の こんにゃく湿布や ビワの葉温灸を 参考にしました。




 

 10今日の      

日差しがこぼれて



小鳥のさえずりも 聞こえてきます。


気楽に来てね (@^▽^@)







  

Posted by きらくなパパ. at 2014年09月08日08:27

腸を揺らすマッサージは便秘に効果てきめん!

便秘に効果があるといわれるツボは

下腹部や腰回り、腕や足と体中に相当数あります。


お腹にあるツボは

◆下行結腸に沿って


◆S状結腸から上に


などがあります。
 



私たち鍼灸師は、触診や問診によって これらのツボを使ったり

腕にある 神門 間使

腰にある 肓門 下髎 中髎 大腸兪


などのツボを使います。

あわせて生活習慣や体操の指導も行います。

 

先日TVを見ていましたら

久里浜医療センターの水上健先生が

『日本人の8割は腸がねじれているので

 腸のねじれをマッサージで整えることで

 なかなか改善しない便秘がスッキリする。』といってました。

 

水上健先生の腸のねじれを整える方法は

鍼灸の教科書として2,000年前の【黄帝内経】に載っているツボと

ピタリと合致しており興味深く拝見させていただきました。

 

今日は水上健先生の

腸を揺らし便秘を改善する体操を整理してみました

 

 

◆腸を揺らし便秘を改善する◆
 
 
 

STEP(1) 上体ひねりマッサージ (腸全体を揺らす)

①両足を肩幅より開いて、両手を広げます。

②手を広げたまま、リラックスして体を左右に大きくひねります。

③腸を揺らすイメージで30回ほど(約1分間)繰り返します。
 





 STEP(2) 左腹部トントンマッサージ (下行結腸を揺らす)

①仰向けになりリラックスします。
 (膝を少し立てるとお腹の力が抜けます。)
 
②左の肋骨の下から、足の付け根までを腸を揺らすイメージで、

左腹部をトントン押します。

強さは、お腹が少しへこむぐらい 1分間繰り返します。
 



 体操(3)下腹部トントンマッサージ(S状結腸を揺らす)

STEP2)と同じように仰向けでリラックスします。

②恥骨からヘソに向かって、下から上に持ち上げるイメージで

 下腹部をトントン押します。これも1分間くらい繰り返します。


起床直後と寝る前に3分くらい行うと効果的です。

 

 


10今日の
 

台風が接近している為か?

膝に痛みが・・・ (*_*)



お灸で 養生 養生 !
  

Posted by きらくなパパ. at 2014年07月10日08:58